? 6歳息子が溶連菌感染症と急性咽頭炎で入院した記録 - アラサーもふらんの『ゆる育にっき』

アラサーもふらんの『ゆる育にっき』

アラサーもふらんは9歳(息子)と6歳(娘)のママです。今まで買って役立った育児アイテムを紹介していきます!

子どもの病院・病気

6歳息子が溶連菌感染症と急性咽頭炎で入院した記録

半年ほど前の事ですが、6歳息子が溶連菌(ようれんきん)感染症で入院しました。溶連菌で入院するなんてことあるの?なんてよく言われるのでその時の記憶を呼び覚ましながら書いておきたいと思います。

溶連菌で入院、点滴

溶連菌感染症は、冬に向けて増えてくる感染症の様です。主に子供がなる感染症ですが大人もかかります。私も大人になってからかかったことがありますが、喉に苺のようなブツブツが出来てものすごく痛かったのを記憶しています。

息子の場合ですが、最初から最後まで喉が痛いだなんて一言も言いませんでした。急性咽頭炎だと診断されたのにですよ。この後も何度か発熱して病院に行って喉が腫れてますと言われても痛いといった事は無いので不思議がられています。

初日:夕方に38度の熱が出始めました。

2015年10月下旬微熱から始まりました。※発熱の記録は、当時のメモを見ています。

  • 16時:37.1度
  • 17時半:37.8度
  • 19時:38.0度

夕方に熱が出始めてあっという間に38度を超えました。すぐに寝かせて様子を見ることにしました。

小さい頃は、発熱すると夜中に良く泣いて起きていましたが、この時は、1回泣いて起きただけであとは朝まで寝ていられました。

溶連菌と言えば喉の痛みだと思いますが、この時一切喉が痛いと言わず、鼻水や咳などの症状も無かったので運動会が終わったばかりで疲れが溜まってたのかなーと軽く考えていました。

2日目:微熱と高熱を繰り返す

  • 7時:37.4度
  • 10時:36.8度
  • 12時半:38.0度
  • 15時:38.2度
  • 19時:37.4度

朝になって微熱になり、一度平熱まで下がったんですが、またお昼から38度を超える熱が出始めました。

いつも病院に行っても熱を下げられるわけではないので、鼻詰まりや咳が辛い等の症状が無い場合以外は病院に行かないようにしていました。

夜になるとまた微熱に戻っていました。

3日目:微熱から平熱に戻りました

  • 7時:37.5度
  • 9時半:36.5度
  • 夜お風呂に入った時に発疹を発見

朝だけは微熱でしたが、すぐに平熱に戻り、それ以降は熱が上がる事はありませんでした。

夜お風呂に入ったところ、身体に発疹が出来ているのを発見しました。え?何この発疹。赤いポツポツがいっぱいできていました。

4日目:発疹が気になり病院へ

朝になりかなり発疹が増えている感じです。服から出ている所は少ないんですが、お腹まわり、耳の後ろなんかの発疹が気になりました。

熱は下がったとはいえ、ポツポツができているので何か感染症にかかっているのではという疑いを持ちました。

総合病院へ受診

近所の総合病院へ行って診察してもらう事にしました。

問診のあと、喉を見てもらうととっても喉が赤いと言われました。最初にも書きましたが、喉が痛いなんて一言も言いません。喉痛くない?と聞かれても「んーーー?」という感じでした。

血液検査で溶連菌感染症と判明

血液検査をする為に採血をしました。結果が出るまで30分くらい待ったと思います。

結果は溶連菌感染症。ここでやっと病名が判明しました。発熱から解熱まで一切そのようことは疑いもしていなかったんですが・・・。

更に先生が驚きの発言「白血球の数値は基準値内ですが、炎症を表す数値が基準値を超えてますね~。まだ溶連菌が悪さをしているようなので点滴入院をしたほうがいいですね。」と言われました。

え?入院?熱も下がって、発疹に問題が無ければこのまま幼稚園に行かせようと思っていたのに・・・。

この日は金曜日だったんですが、旦那が丁度有休をとって腰痛の検査に同じ病院に来ていたので相談しました。

その間にもなんとか入院せずに済ませられないか相談もしてみたんですが、「溶連菌は、抗生剤をしっかり飲み続けないと腎炎になったりします。喉も赤いですし、発疹の多さも気になります。点滴入院すれば飲む期間も短くなり早く良くなりますよ」との事でした。悩みましたが点滴は入院中ずーっとつけているそうなので通院と言うのも無理そうでした。

なので、入院させることにしました。入院しないという判断も可能だったと思いますが、早く良くなるためにも仕方ないですね。

下の子が小さいのと、他のウイルスに感染しないかどうかと言うのが心配でした。とりあえず金、土、日は旦那がいるので何とかなりました。

溶連菌感染症と判明しそのまま入院しました

息子は6歳で、しっかりした子だと夜一人で病院で過ごす子もいるそうですが、初の入院だし甘えん坊なので1人で病院はまず無理でしょう。付添いとなると相部屋は辛いので部屋代が高くなってしまいますが個室を選択しました。

金曜日に入院し、早ければ月曜日に退院できるでしょうと言われました。その間ずっと点滴をしていました。

点滴の針を入れました

溶連菌で入院

採血の時は私がそばに付いていたので泣きもしませんでしたが、点滴の針を入れるときは「お母さんは、外で待っていてくださいね」と言われてしまい、大泣き&大暴れでした。

点滴の針ってそんなに痛くなかったはずだけど・・・。そばにさえいられれば良かったと思うんですがかわいそうでした。最初はかわいそうですが、針を刺してしまえば、注射をせずに薬を点滴と一緒に流せるのでその点は点滴の良いところですね。

溶連菌の点滴入院

点滴の針は、退院まで付けっぱなしで、トイレに行くときはこの点滴を落とす機械と一緒に移動しなければいけません。コンセントを外して長いチューブが下に落ちないように慎重に移動させないといけないという事でトイレの付き添いはちょっと大変でした。

溶連菌の点滴

このチューブには薬を入れるところがあって、そこにバイキンが入るといけないと説明を受けたんですが、息子が乱暴?に扱い落ちそうになったりとハラハラしました。

旦那には、着替えやら、暇つぶしアイテムを持ってきてもらいました。私は出産以外入院したことないのに息子は2回目・・・。

溶連菌入院中のベッド

大人サイズのベビーベッドのような柵ありのベッドで寝かされています(笑)落ちないようにだそうです。

溶連菌入院中の付き添いベッド

隣にあるソファと付添い用のベッドにできました。お布団も借りて私はノートパソコンで暇つぶしをしました。インターネットには、自分が持っているandroidスマホのテザリングで繋いで使っていました。

あまりに暇すぎて入院中オンラインの漫画を見まくってしまいました・・・やばい(笑)

5日目(入院2日目):発疹が少し減りました。

熱は入院前から下がっているのでとくにぐずる事も無く大人しく朝を迎えることができました。まだちょっと元気はなさそうな感じです。

溶連菌入院中の朝ご飯

朝ご飯、なかなか美味しかったですよ~!入院中で楽しみが無い中、ごはんも美味しくなかったら悲しいですもんね・・・。付添いなので私の分も頼んでおきました。

溶連菌の耳の発疹

点滴のおかげか、ポツポツが少し減りました。まだお腹にも赤い点が残っていますが、入院初日よりは改善されたようです。

溶連菌入院後の顔のポツポツ

赤みは引いてますが、顔にポツポツと治りかけっぽい膨らみが沢山見られました。

起きている間は、ルービックキューブをしてみたり、テレビを見たりして過ごしました。お昼ご飯を食べてからはしっかりとお昼寝をしてもらっていました。

息子は小さいころから良く寝る子だったので助かりました。入院なんてつまらないですもんね。

久々にこの時の写真を見せて「覚えてる?どうだった?」って聞いたら「嫌だった」と言っていました。嫌なこと思い出させてごめんね。

入院3日目:少しずつ発疹が減る

入院中は特に何か大きな変化があるというわけでもなく、徐々にぽつぽつとした発疹が無くなっていきました。1日1回の回診があるだけでずーっと息子と2人の生活でした。

息子は点滴の針が刺さっているのでお風呂に入れず、看護師さんに毎朝身体を拭いてもらっていました。

溶連菌で入院中

入院生活で気づいたのは、お水代がかさむ~という感じ(笑)ご飯の時にしかお茶やジュースが出ないのでそれ以外は、病室の近くにある自動販売機で購入していました。

毎日買っていたので結構お金を使っちゃいました・・・。

入院4日目:無事退院しました。

4日間とは言え長かった入院生活。やっと点滴の針が抜かれました。

溶連菌入院の退院前写真

退院後も薬を4日間飲み続けました。その後も尿検査の必要があり、退院から1ヶ月半?の間に2回の尿検査に病院へ行きました。腎臓への影響もなく、無事完治することが出来ました。

溶連菌は気づかずに放置してしまう人も中にはいるようなので注意が必要です。普通なら喉が激しく痛くなって気づくはずですが、うちの息子の様にちっとも痛がらないという場合もあります。

溶連菌のタイプは何種類もあるらしく、何回もかかってしまうそうです。熱だけの症状の場合、喉が赤くなっていないかチェックするようにしたいと思います。

参考になりそうな溶連菌で入院した体験談まとめ

我が子が入院!!溶連菌感染後糸球体腎炎

溶連菌に気づかず3週間入院されたそうです。血尿で分かったんだとか。溶連菌もはっきりとした症状が出ない場合もあるみたいで怖いですね。

 

-子どもの病院・病気